現実科学レクチャーシリーズ

Vol.70 岩瀬 大輔さんレクチャー(2026/4/21開催)

2026年4月21日、「現実科学レクチャー Vol.70」が開催されました。本ページでは、当日のレクチャーの様子をレポートとしてお届けします。

REPORT

※本稿では、当日のトークの一部を再構成してお届けします。

人生、どうなるか分からない

藤井 本日は株式会社ベネッセコーポレーションの代表取締役社長である岩瀬大輔さんをお招きしています。また、デジタルハリウッド株式会社の取締役会長、吉村毅さんにもご参加いただきます。今回のようなリアルでの開催はなかなか機会がありませんので、この場を作っていただいた皆様に感謝いたします。それでは岩瀬さん、よろしくお願いします。

岩瀬 皆様、こんばんは。デジタルハリウッドは2024年の年末にベネッセグループの一員となりました。ですので、この場に来ることができて嬉しく思っています。

最初に自己紹介をしますと、私は2025年の1月からベネッセの社長をしています。その前は、ライフネット生命保険株式会社で社長をしていました。なぜベネッセに?とよく聞かれるんですが、2012年の年末ごろに突然、ベネッセのオーナーである福武總一郎さんから「会いたい」と電話がかかってきて、お会いする機会がありました。

福武さんはニュージーランドにお住まいなんですが、日本のラジオをポッドキャストで聞いていて、君が出ているのを聞いたら面白かったと。それで君が書いている本を読んでみたら面白かったから、ベネッセの社外取締役をやってくれないかと言われまして。それがご縁で、ベネッセと関わりができました。何を言いたいかというと、まあ本当に人生どうなるか分からないよな、ということです。まさか自分がベネッセの社長になるなんて、夢にも思っていませんでしたし。

計画された偶然性

岩瀬 ライフネット生命の時も28歳でアメリカの大学院に留学して、その様子をブログに書いていたんですね。それを読んだ投資家の方から「君、面白いからベンチャーやらない?お金出してあげる」と言われて、それで立ち上げたのがライフネット生命でした。

ブログを書いていなければライフネット生命はなかったし、ライフネット生命がなければベネッセもなくて、という感じなんですよね。ですから、皆さんが私と同じ50歳になった時、今思い描いている未来とは全く違うものになる可能性が高いということです。

でも考えてみると、ただぼーっと待っていたわけではなくて、留学していた時にはアメリカの学生生活を一生懸命にブログで発信していたんですよね。ライフネット生命の時にも、いろいろ一生懸命に発信していたのが福武さんの目にとまってベネッセの話につながった。

これについては、計画された偶然性の理論というのがありまして。ほとんどの人のキャリアや人生は思い通りにならない前提で、その中でも成功した、楽しい生き方をした人には共通点があると言うんですね。例えば、知的好奇心、リスクテーク、楽観性などがそうです。

思い通りにはならないかもしれないけど、好奇心をもって積極的に動き回っていると、思いがけない人生が待っているかもしれない。一生懸命に行動して、いろんな人と触れ合って、新しい機会が現れた時には飛び込んでみるのも大事だと思います。それが、今日いちばん伝えたかったことです。

TEDから現実を考える

岩瀬 さて、今回は藤井先生から「現実とは」というテーマをいただいたわけですけれど。超文系の自分としては現実の反対概念から理解を深められないかということで、いくつか考えてみました。でもこれ、実は後付けで。先週、カナダのバンクーバーで開催されていたTEDに行ってきまして。その話をしたくてたまらないので、今日はただTEDの話をしようと思います。

皆さんご存知かと思いますけれど、TEDというのはこの会場にすごくカリスマっぽい人が出てきて、10分くらいでめちゃめちゃ面白い話をするんですね。朝8時45分スタートで、休憩を挟みながら17時〜19時くらいまでやるんですけど、5日間毎日早起きして、知的シャワーを浴びてきました。少しお付き合いいただければと思います。

理想と現実

岩瀬 はじめに「理想と現実」ということで、登場してきたのがマララ・ユスフザイさん。ご存知の方も多いと思いますけれど、マララさんがいたパキスタンとアフガニスタンが隣接する地域はタリバンに弾圧されて、女の子は教育を受けられないってなったんですね。それに対して11歳の時から活動を始めて、15歳の時にタリバンに顔を撃たれて。でもオックスフォード大学を出て、自分の財団を作って、最年少でノーベル平和賞をとって、またタリバンと喧嘩している。すごいなと思って。

タリバンに撃たれて、それなのにもう一度タリバンとやり合うって考えられないじゃないですか。やっぱり理想と現実にはギャップがあるのが当たり前だって、あきらめて受け入れている自分がいることに気付かされたんですよね。なので、私は今もう一度理想に向けて戦わなければならない、リスクをとって挑戦しなければならない、と燃えております。

制度と現実

岩瀬 ほら、現実の話とけっこう結びつけているでしょう。次に「制度と現実」ということで。私は学生時代に弁護士になりたかったんですね。一生懸命に勉強して、在学中に司法試験に合格して、もう弁護士になるに違いないと思っていたんですけど、運命のいたずらで全く弁護士の仕事をしないまま今まで来ています。ただ、法律家にしかできない仕事にはいまだに憧れがあって。それで今回、個人的にいちばん印象に残ったのがこのニール・カティアルさんという、アメリカの弁護士の方です。

最近、トランプ大統領が「関税、関税、関税」とやっていたじゃないですか。あれに対して「法律違反だ」って喧嘩して、最高裁で勝った人なんですよ。何がすごいって、今のアメリカの最高裁の裁判官って、過半数がトランプ大統領、あるいは共和党に任命されているんですよね。だから普通にやったら絶対に勝てないところを勝った。

その裁判に勝てたのが、メンタルコーチ、メディテーションの先生、コメディアン、ChatGPTという4人のおかげだという話をしていて。これがまたすごく意外だったんです。だけど結局ね、法律の世界というのも極めて主観的な解釈なんですね。科学的に、論理的に決まりそうに見えますけど、そもそもの解釈や、よって立つ世界観によって変わる。

だから、一見客観的に決まりそうなものも、解釈や主観によって変わっていくということが分かったので、すごく意外で面白かったという、制度と現実のギャップの話としてご紹介しました。

建前と現実

岩瀬 今回、アフリカ系アメリカ人の活動家の方も何人か出てきたんですけれど、アメリカではあれだけ自由だ、民主主義だとうたっていても、まだまだ黒人の方は社会的に不利な立場にあることが少なくありません。

こちらのレジナルド・ドウェイン・ベッツさんもそうした中で、16歳で犯罪を犯して、9年間服役しました。でも獄中でものすごく本を読んで、詩を書くようになって、出所してからイェール・ロー・スクールに行って、弁護士になったんですね。それで、刑務所にいた仲間を次から次へと出していって、さらに全米で600もの刑務所に図書室を設置する活動をしているということです。すごくないですか?

「建前と現実」と書いていますけれど、彼はアフリカ系アメリカ人として戦っていて、建前と現実の間に大きなギャップがあって、でもこんなことができるんだと。そう思った時に、もっと自由で恵まれた立場にいる私たちなら、何でもできるような気がしませんか?そして、もっと頑張らなきゃいけないという気がしませんか?

理論と現実

岩瀬 あとこれは自分の学びなんですが、シルヴァーナ・コナーマンさんという女性の天才生命科学者が出てきて、今取り組んでいるプロジェクトについてお話しされたんです。私は今まで、AIはすごいって言うけど、そのすごさがよく分かっていなかったんですね。でも彼女の話を聞いて、理論的には可能でも、現実的にはできなかったことができるようになっているんだと気付かされました。

何かというと、RNAシーケンシングや遺伝子操作の技術はこの10〜15年でものすごく進んだんですね。でも、例えばアルツハイマーの理由を解明しようと思うと、実験を50億回やらないといけない。そこにAIで大量の情報を処理して分析するというのがこの1〜2年で出てきて、今までだと絶対にできなかったことができるようになった。今8千万回までやったと言っていましたね。

なので、これは生命科学の分野ですけれど、今まで理論的にはできそうだけど現実にはできなかったことが、AIが他の技術と結びつくことでできるようになった。アルツハイマーとか、ガンとか、いろんな病気が解明できるかもしれないし、現実とのギャップが埋まってくるかもしれないと思いました。

虚偽と現実

岩瀬 次に、現実と嘘の話です。最近Xで、コミュニティノートってよく出てくるじゃないですか。「これはイランの写真ではありません」みたいな。あれを作ったXのエンジニアの方が2人出てきて、すごく難しかったけどこうやって作ったんです、という話をしてくださったんですね。

これもすごく面白くて、今アメリカってトランプ大統領が大好きな共和党の人と、大嫌いな民主党の人で完全に二極化しているんですけれど、コミュニティノートの機能はみんなオッケーと言っているんですね。

どんどん拡散されていた嘘が、コミュニティノートがついた瞬間にパッと拡散が止まるんだそうです。だから今、フェイクニュースや虚偽の情報がすごく拡散される時代ではあるんですけれど、意見が全然違う人たちも「これは信用できる」というものを作るために知恵と工夫を何度も何度も集めて。もうネットでフェイクニュースが拡散するのはしょうがないや、って思ったりもしていたんですけれど、人間の知恵と工夫で対処できるんだということが分かった面白い事例でした。

現実は夢のようなもの

岩瀬 最後に、TEDとは関係ないんですが、私は歌舞伎や文楽がすごく好きなんですね。その中でこの『曽根崎心中』という、近松門左衛門が書いた有名なお話があります。実際にあった事件を元にした当時のトレンディ・ドラマみたいなものだったらしいんですが、うっかりお金を盗まれた若者と恋に落ちた遊女が心中するという話で。いろんな制約がある不条理なこの世界の中で、2人が見つけた真実の世界、みたいな感じなんですね。

この最後のパートのフレーズ、日本語がすごく綺麗だなと思って。「この世の名残、夜も名残。死にゆく身をたとふれば、あだしが原の道の霜。一足づつに消えてゆく、夢の夢こそあはれなれ」。「夢の夢こそあはれなれ」って、いいですよね。一歩進むごとに消えていく、まるで夢の中で見た夢のようなはかなさ。死に向かっていく若い2人があの世で一緒になろうということなんですけどね。夢の中で見る夢って何だろうと考えると、現実は何か夢のようなものであるかもしれないし。ということで、この「現実とは」というテーマに応えようと思いました。

チャレンジをあきらめてはいけない

藤井 ありがとうございます。TEDと現実を絡めていろんなお話をしていただいて。やっぱりどこかでここに関してはあきらめちゃってるなってこととか、本当にいっぱいあるなと思いました。

吉村 子供の頃に読んだ伝記のような、世の中を変えた人、あきらめずにチャレンジした人というのは100年に1人くらいのイメージだったんですけれど、今お話しされた6〜7人の方だけでもすごくチャレンジしていて。ものすごく面白いことが起きているんだな、本当にたくさんの人がそういうチャレンジをして世の中を良くしてくれているんだなと感じました。

藤井 岩瀬さんがこんなに熱い人だなんて、僕は知らなかったです。

岩瀬 何と言いますか、ずっと日本にいたのが久しぶりに外に出て、ハーバードに留学していた時を思い出しました。すごい人の講演会が毎週あって、いろんな人の話を聞いて、いろんな人の話を読んで。こんなすごい人たちがいるんだ、自分も頑張らなきゃいけないという、その感動を思い出した感じですね。

起業家が社会を変える

藤井 ハーバードに行かれて、そこで学んだいちばん大きなことはなんでしょう。

岩瀬 やっぱり、いろんな人に会うんですね。毎週TEDみたいな感じで。今週はウォーレン・バフェットが来て、来週ビル・ゲイツが来て、その次はスティーブ・ジョブスが来てっていう。世界中のあらゆるリーダーの話を読んで、ゲストの話を聞いて、そこで学んだことの一つはやっぱり世界を変えるために頑張らないといけないということです。

あとは、起業家が社会を変えるというようなことをすごく感じました。まだ社会起業家みたいな言葉が日本にない時だったので、こういうのがあるんだって思ったんですね。あとは、ひたすら内省する時間なので。自分はどこから来てどこへ向かっているんだろうかを考えさせられるという。

藤井 あなたがこれをやらなきゃいけない、みたいなことに立ち向かうってことですか。

岩瀬 分かりやすいのは、例えば昔一緒に仕事をした人に、自分がいちばん輝いていたのはどんな時ですかって聞いてくるとか。そうすると面白いことに「え?そこ?」っていうのがすごくあるんですよ。自分が思っている自分と、人から見えている自分が違うみたいな。

あえて青臭い話をしてみる

岩瀬 ブログを読み返してみても、学生時代の話を思い出して書いていたりしますね。やっぱり、28歳でいったん仕事を離れて2年間じっくりいて、卒業した後も何をするか決まっていない状態だったので。

あとは、外国の方って青臭い話をめちゃめちゃするんですよね。なんか日本人ってあまり青臭い話をしなくなっている気がして。ちょっと恥ずかしいじゃないですか。でも「君にとっての正義はなんだ」とか、そういう話をたくさんしたのが良かったですね。

藤井 ベネッセの社内ではそういう話をするんですか?

岩瀬 逆に、その青臭い教育論ばっかり言うのはやめろっていう話をしてきて。ベネッセは青臭い会社で、青臭すぎて商売っ気がなさすぎたんですね。いい人たちすぎて。でも会社なので、良い意味で商売っ気を出さないといけないので。だから、私はお金の話しかしない人だと思われているんですけど。

藤井 僕も誤解していました。

アンケートを通した対話

藤井 岩瀬さん、社員の方からの質問みたいなのにすごく答えていますよね。それが、僕のイメージと違っていて。

岩瀬 アンケートですね。全部ではないですけれど、ピックアップして答えています。ベネッセの人たちってまず頭が良くて、その上で書くのが好きなんですよ。だからアンケートにもブワーッて書いてくるんですね。社員が3千人いて、千人くらいが書いてくる。それを全て読んでいます。

例えば私が経営を数字で語ろうという意味で「国語より数学で経営する」って言ったら国語編集部の人たちが「国語を舐めるな」「国語は論理の塊だからそんなのおかしい」って。それに対して「ごめんごめん、ポエムよりデータで語ろう」って言ったらまた「詩を舐めるな」って書いてくるという、そういう集団なので。

吉村 ベネッセの全体会議を見ていても、役職とか関係なしに皆さんが自分の意見、「僕はこう思うんですけど」って言えるじゃないですか。こんなに伝統ある会社なのに、どうしてこういう雰囲気が作れているのかなというのは驚きました。

岩瀬 アンケートでも、あえてすごくネガティブな意見をピックアップして紹介したりすることで「あ、ここまで書いても怒られないんだ」という感じもあるので。やっぱり、心理的安全性を作るのが大事ですよね。アンケートも使って1年間対話をして、信頼関係を作ってきた感じでしょうか。

プランドハップンスタンス理論

藤井 せっかくですので、会場の皆さんからも質問をお受けしようと思います。こんな機会はなかなか無いですよ。

質問者 貴重なお話をありがとうございます。計画的偶然性についてもう少し解像度を上げたいと思いまして。ライフネット生命を一緒に立ち上げられた出口治明さんの著書を読むと、年齢を重ねると徐々に知恵がついて保守的になるというようなことも書かれていて。岩瀬さんは、今はどのようなスタンスで考えておられるのでしょうか。

岩瀬 若い時って失うものが何も無いじゃないですか。今は何かやろうと思うと、いろいろ考えちゃうんですよね。「現実は変えられない」って大人っぽく言うんですけど、改めてTEDを見てそんなことないなと思えたので。やっぱり、学び続けるのが大事だと思います。

計画された偶然性は「プランドハップンスタンス理論」という、スタンフォード大学のクロンボルツ教授が唱えているものです。分かりやすく言うと、こっちでいろいろ頑張ってもがいていると、全然関係ないところから助け舟が来ていいことがある、みたいな。経験上、そういうことは結構あるんですよね。

何と言うか、思い通りにするんじゃなくて、常に動き回る。そして、好奇心を忘れない。それで新しいことにいつまでもチャレンジし続けることが、すごく大事なのではないかと思います。

人生の勝率は2割5分

藤井 オンラインからも質問が来ています。「岩瀬さんの今までの大失敗って何ですか?」と。いかがでしょうか。

岩瀬 大失敗ではないですけど、Web3のベンチャーが上手くいかなくて大手に吸収してもらったり、ライフネット生命も今でこそ上手くいっていますけど、ずっと苦戦してなかなか広がらなかったり。上手くいかないことの方が多いですよね。

藤井 外から見ると、すごく順風満帆に見えますけど。

岩瀬 それはヘッドラインしかとらえないから。これはサイバーエージェントの藤田晋さんが言っていたんですけど、藤田さんって麻雀が大好きなんですよ。麻雀って4人でやるから、勝率は基本的には2割5分で、強い人でも3〜4割くらいなんですって。経営も一緒なんだけど、いい時だけ取り上げられるから。上手くいっているように見えても、基本は負けているんですよね。だから、そういう時にどう過ごすかが実は大事で。人生もそうですよね。

藤井 僕も大体、5回やって1回上手くいけばいいかな、くらいで生きてきました。

岩瀬 あとはマインドでね、失敗と思わないという。だって、ほとんどの時間がそうだから。仕事ってそういうものだから。全部そういうふうに思えばいいんじゃないかなと思います。

岩瀬さんにとっての「#現実とは」

藤井 それでは最後に、岩瀬さんにとっての現実とはなんでしょうか?

岩瀬 私にとっての現実は、**認識と行動で動的に形作られていく、「夢の夢」**です。ひとつは見え方で、今回1週間TEDに行っただけでも解像度が上がるというか、解釈や認識によって自分にとっての今の世界というものも変わるし。もうひとつは、行動でもやっぱり現実は変わっていくんですよね。

だから、自分たちの行動や認識と解釈で変わる、揺れ動くものであり、自分で変えていく、絶えず変わっていくものだと知ることですね。しょせん人生は夢の中のまた夢のようなはかないものだ、と思うぐらいでいいんじゃないのかなと。

藤井 なるほど、「夢の夢」ですか。

岩瀬 よくないですか?『曽根崎心中』。

藤井 いいですね。その程度のものだから、やっぱり楽しめるというか。

岩瀬 Don’t take it too seriously というか、そんなに悩まなくてもいいよ、という意味で「その程度」って言っているんですけどね。

藤井 もう全て遊びだと思えばね。デジタルハリウッドの前学長の杉山知之先生が「すべてをエンタテインメントにせよ!」と言っているのは、やっぱり全てが遊び、夢だから、あまりシリアスに考えすぎるなって。そういうことなのかな。

岩瀬 これからAIが仕事をしてくれるようになったら、ますます余暇の時間が増えてエンタメの消費も増えますから。ますます、皆さんの時代ですよね。

(テキスト:ヨシムラマリ)

登壇者

岩瀬 大輔

(株)ベネッセコーポレーション 代表取締役社長

2025年、ベネッセコーポレーション社長に就任。2006年、ライフネット生命保険を立ち上げ、代表取締役社長・取締役会長を経て退任。アジア最大の生命保険会社であるAIA Group(香港)のデジタル担当役員、web3 大手企業であるAnimoca Brands 日本法人社長なども務めた。

開成高校、東京大学法学部(司法試験合格)、ハーバード経営大学院卒業。世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leaders 2010選出。趣味はジャズピアノ演奏と歌舞伎・文楽鑑賞。得意な料理はラタトゥイユ。

吉村 毅

デジタルハリウッド株式会社 取締役会長

早稲田大学 社会科学部卒業後、デジタルハリウッドSTUDIO上野 by LIG 修了、(株)リクルート、CCC(株)取締役、(株)エスクァイア・ジャパンCEO、GAGA 、カルチュア・パプリッシャーズ(現・CE) CEOとし、海外映画の権利輸入、配給、宣伝の総合プロデュースを行う。
「セッション」「ルーム」と、買付作品が米国アカデミー賞を二年連続受賞。他に「キック・アス」など多数。
韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」で、第二次韓流ブームを創る。
K-POPグループ「インフィニット」を日本でプロデュース。オリコン・ウィークリー1位を獲得。
デジタルハリウッド大学大学院「日本IPグローバルチャレンジ」PJで発掘した原作小説「千年鬼」を香港でアニメ映画化し、2025年アヌシー国際アニメーション映画祭、シッチェス国際ファンタスティック映画祭に出品、11月より世界配給。
デジタルハリウッド大学大学院で建学2004年〜現在まで専任教授を務める。並行し2015年〜2024年、デジタルハリウッド株式会社 代表取締役社長 兼 CEO。全在任期間、10年連続の増収増益を記録。現在、同社取締役会長。VIPO(映像産業振興機構)理事。

藤井 直敬

デジタルハリウッド大学 学長、卓越教授
医学博士/XRコンソーシアム代表理事
ブレインテックコンソーシアム代表理事
MIT研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター チームリーダーを経て、2014年株式会社ハコスコ創業。主要研究テーマは、現実科学、適応知性、社会的脳機能の解明。

主催

デジタルハリウッド大学

共催

現実科学ラボ